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街の八百屋さんにWebサイトは必要か

2009.04.16 #Note.

こんにちは、ディレクター 西山です。
Webサイトってなんだろう?今日はそんな話を。
いつ頃だったか忘れてしまったのですが、こんなQ&Aサイトを読んでいました。

個人商店がホームページを持つメリット(2007/09/11)
専門家に聞く「All About プロファイル」

質問者の方は、「ネットショップをやるわけでもなく、お客さんも地元の人が多いので全国的に有名になる必要も無く、しいて言えば店長日記を書いて話のねたにする」ようなケースでWebサイトがあった方が良いのか疑問に思っていたようです。
専門家の方々からは「Webサイトがあればこんな事が出来る」あるいは「無理に持つ必要はない」など、色々な視点からのアドバイスが寄せられています。
どれも的確なアドバイスだと思いますが、個人的にはもう少し「ユーザー目線」でのアドバイスがあっても良かったのかなと思います。

Webサイトは「ユーザーが情報を求めてやってくる」という特徴を持っています。
知りたい人が自ら探してたどり着くため、TVCM等とは露出の仕方が異なります。

例えば、タウンページや電話帳を利用するように「近所に○○屋さんは無いかな」と検索するケースや、あるいは「街で見かけたあのお店、どんなお店か事前に知りたい」というニーズがあると思います。
連絡先や住所・営業時間が書いてあるだけのWebサイトでも、それを知ることが出来ればユーザーにとっては役に立つでしょう。
さらに店内の写真や取扱商品が掲載してあったり、店主の人柄が解るようなブログがあったりすると、ユーザーはよりベターな結果を得られると思います。
つまり「そのWebサイトはユーザーにとって意味がある」と思います。

これが「街の八百屋さんにWebサイトは必要か」「個人商店がホームページを持つメリット」の答えにならないでしょうか。
(もちろん、実際に作ろうと思ったら費用対効果・イメージ効果なども含めて検討してくださいね。)

個人的には八百屋さんがどういった「目」で仕入れる野菜を選んでいるのかとか解ると嬉しいですね。
こう言うのが「そのお店のオリジナリティ・アピールポイント」になったりするんじゃないかと。

先日たまたま同じようなご質問をいただく機会があったので、今回のブログ記事にしてみました。
インターネットがますます普及し、利用者はもちろん、そのニーズも多様化しています。
「右向け右のIT活用」ではなく、御社が、あるいは御社のお客さんが必要としているものをあらためて検討してみてはどうでしょうか。

気になった方はご遠慮なくご相談ください。
喜んでお手伝いさせていただきます!

【参考】
個人で経営しているそこらへんのお店や病院や企業がホームページを持つ「デメリット」と「メリット」を教えてください。

札幌のウェブサイト・ホームページ制作会社 ジャクスタポジション | Juxtaposition Inc.